2012年9月17日月曜日

斜陽のシャープ

シャープのワープロにはお世話になっています。
とくに持ち運びに便利なWV-700。それから使える漢字が少ないものの、実用十分のWD-40。

WV-700はA4サイズのノートPC型なところが個人的には残念ですが、画面が大きいのと、単三電池使用なので軽いのがメリット。しかし、プリンターが別なのと、プリント接続後は、プリンターにACアダプターを差さないと動きません。本体の電池だけではプリンターが動かないんです。これはデメリット。

確かに、このプリンター、かなりきびきび動いて安定性が抜群。レーザープリンター並に機敏。しかしこうなると、紙出力はACアダプターが使える環境下じゃないとダメなので、電源のとれないカフェなどで使うのは難しい。

WD-40は、以前にも数回紹介していますが、鈍重なんですがプリンターが標準装備で、キーボードが丁寧に作ってあって打ちやすい。手が疲れません。
単一電池4本なので全体として重たくなりますが、カート型のキャリーバックなどで持ち運べます。

据え置き型のワープロでは、MR-2も使っています。これは紙出力した原稿を、スキャンして校正を行い、FDに移動させ、PCにデータ移動させて編集部に送ったり、電子書籍化したりします。


シャープはそれ以外にもいいワープロをたくさん作っています。今でも現役で使えます。
今、確かめてみると、うちにあるMDもシャープのでした。ザウルスも数台愛用しましたし、NetWalkerも使っていた頃があります。

ここ数週間話題になっているように、シャープが資産をどんどん売り出しているようです。電器メーカーとして愛着があり、信頼のある企業だっただけに、その落日には残念な思いです。日本が経済的に世界のなかでも優位にある時代も、同時に終わりを告げているように感じます。



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