2012年2月4日土曜日
ワープロ専用機 WD-40
シャープのWD-40を入手。
単一乾電池4個で動作するワープロだ。感熱紙が使えて電池駆動。
書いた文書もA4の3~4枚分くらいはフラッシュメモリーに記憶しておくことができる。
(電池が空になると消えてしまうので電池交換の際には注意)
表示されるディスプレイは1行(9文字程度)
2012年現在のモバイル端末と比較すると驚くほどの低スペック。
しかし、実際に書く作業にはそれほど支障はないことも逆の驚き。
理由は2点ある。
1つは書いたそばから印字が行えるので、ひとまず1行書いたら1行分印字する。
すると紙に出力された状態で目の前に文章が並ぶ。
文章を書く際、完成原稿に近いものを作ろうと考えなければこの方法はとてもいい。
ひとまず思い浮かんだ文面を書く。推敲して書き直す場合も、書き直して下の行に印字すればいい。
あとで不必要な文章を赤字で線を引けばいいだけだ。
さて、もうひとつの理由は、小さいけれどディスプレイの右側にレイアウトがわかる図が表示される。
今書いている部分が行のどの部分か、前の段落はどれくらい前だったのか。
そうしたことが、視覚的にわかるようになっている。
また、ワープロでは当たり前だが、カーソルの位置が何文字目で、A4の紙面で残り何行分かもひと目でわかるようになっている。
さて、問題があるとすればA4用紙で3~4枚分しかデータがキャッシュしておけない点だろう。
加えてフロッピーディスクがないので、データ化がすぐにできないのもマイナスだ。
しかし、書いたものを出力できるので文章のマスター原稿は手元に出てくる。それを、スキャンしてOCR化してしまえば、データができるのだ。まわりくどいけれど、ひと昔前のワープロはまさにこのように使われていたこともある。
さて、僕の場合WD-40の原稿をスキャンする役割のワープロを物色中だけれど、ひとまずiPhone4SのカメラでスキャンしてOCR化。それをAndroidに移行してPDFデータからテキストコピーしてJota TxtEditorにて清書をするようにしている。
最終的にはPCから完全に脱却して、ただひたすら原稿だけを書く環境を構築したいと思う。
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